貯金にまつわる話。
さて、そんなこんなで占い本の指示通りお金の勉強を始めた。
皆さんにまずお聞きしたいのは老後にいくら必要か?政府が算出している将来のお金がどれくらいかご存じだろうか?
2000万円である!!
いやいや、無理だろ!だって考えてみてよ。22歳で新卒で正社員となれたとして、初任給は20~24万円である。もちろんキャリアが上がれば上がるほどに給与もアップしていく会社がまだまだ多くある。
収入24万としても家賃、光熱費、食費、交通費、携帯代、そして付き合い上の飲み会など必要以上に払わなければならないお金が多い。
そこから自分に使うお金交際費や美容費が絡んでくる。
また人生とは常に自分が思うように動くことはほとんどない。やがては一生を添い遂げるパートナーと結婚し、子供を授かり、教育を受けさせ、自立できたと思ったらもうお爺ちゃんである。
こう見てみると人生ってあっという間だな、と思う。だからこそ自分が精いっぱい人生を楽しめるように生きていくことが必要なのだが・・・・
いかんせん人生において出費というものは存外多いものだあることを気づかされた。
こう見ればあまりにもあっけないが、そういった人生をいかに充実して過ごすことができるのか?
そこを今回は考えたい。
お金の出費が多いことは分かった。だからお金は多いに越したことはない。ではいかにしてお金を増やしていくのか?
お金の勉強をしていく中で最も先に学習したことは何か?
それは
「給与の十分の一を貯金せよ」である。
この教訓は『バビロン大富豪の教え』(小説版&漫画版)で書かれているものである。
お金持ちになるために、大富豪の大親友を持つ主人公がお金持ちになるための方法を教えてもらうシーンに出てくる。
給与の10分の1かぁ・・・
私の場合は約2万円である。改めて少ないなと思う。
だが一月2万円計算として2×12=24万が年間で貯まる。毎年24万を続けていけるのは大きい。また実際はそこにボーナスが加算されるとすればだいたい30万円は貯金できる計算になる。
この10分の1だが、実際に給与から貯金しても実生活にそれほど影響がない金額が10分の1だそうだ。
2万円だけ聞けば大きい貯金だが実際のところ月の飲み会か交通費+外食代で消えていく金額である。
飲み会を断るのは勇気がいるが、断れば貯金できる額である。
皆さんも是非貯金するなら「給与の10分の1」というルールを使ってほしい。
もしそれがだめなら1日100円を貯めて1か月3000円から貯めていくという選択肢もある。3000円なら心の余裕が作りやすいのと3000円はおそらく3~5日ぐらいの出費の合計額ではないだろうか?
僕はキシリトールのガムのボトルに100円を毎日貯めて見事1か月で3000円貯金できた。
不思議なことには自分で一生懸命貯めた貯金はなかなか崩せないものだ。いまだにこの3000円は使わずにとっている。
僕の場合だけかもしれないが毎日100円を実際に1日も欠かさず貯めていったことで、
自分が汗水たらして実際に3000円貯めるために動いたという実感が3000円を使いにくくしている原因かもしれない。
自分で体験、実感してみることは案外苦労が伴う分真面目にお金を管理できるようになるのかもしれない。
今月5月の給与はすでに10分の1を貯金に充てている。
皆さんも試してみてはいかがだろうか?