そもそもお金ってなんだ?
記念すべきお金の勉強の本第一冊目「いま君に伝えたいお金の話」
第一章「そもそもお金とは何か?」
ここで皆さんに突然質問します
お金に対してどんなイメージを持っていますか?
あればあるほどいい?なんでもお金で正直疲れる?
僕はお金に対して「非常に危ないものだ」というイメージを持っています。
だって現に貯金が0円だし、あればあるほど使ってしまう。
例えば仕事帰りにコンビによってちょっとコーヒー一杯。
たまたま立ち寄ったファッションや100円ショップで買う予定がない洗濯ばさみやジップロック、文房具を買ってしまう。
皆さんにも経験ないですか?
こんなことが続き常にお金に余裕がない状態。
次こそは貯めよう、我慢しようと思ってもそれが納得いくまで続かず、そんな自分に嫌気がさす、その繰り返し。
なのでお金に対していい思いは持っていませんでした。
この本の著者村上さんが学校で行った授業でも「お金は悪」という思いが若い世代にも自然と身についていることを実感されたそう。
村上さんは「お金とうまく付き合える方法を身に付けなければ・・・」と危機感を覚えた。
では本題にもどって。
お金とは何なのか?
村上さん曰く「お金は単なる『道具』に過ぎない」とのこと。
つまり使う人間によって善にも悪にもなりえるということだ。
ここが大切。お金の使われ方が寄付にも戦争にも貧困にも富豪にもなりえるということだ。
ということは、今自分が貯金0円なのも余裕がないのも使い方の問題なのだろう。
お金という道具には3つの機能がある
①交換できる。
みんながモノをお金で買うのもモノとお金の交換なのだ
②価値を図ることができる。
品物によって値段が違ってきたり、働いた分の給与がみんな違っているのもこれがあるから。
③保存がきく。
モノよりも長いあいだ保存ができる。これによって銀行に何十年単位でお金を預けられるようになった。
またお金自身もどんどん姿を変えてきている
最近なんかはビットコインそこまでいかなくてもみんなもペイペイやICOCAなどの電子マネーを使ったことはないだろうか?実際の現金がなくても、売り買いができるところまできている。
いやあ文明の進歩はすごいな~と感心していたのですが、僕が知りたい本題はもう少しこの本の先にありそうな気がした。
でもどうしてこのようにお金は変化していけるのか?
それはお金は社会にはなくてはならないもの、村上さんは『血液』のようなものだと言っている。
そうだ、周りのいろんなものを見てみようパソコン、スマホ、時計、ペン、アイスクリーム、コップ、ハサミ、タンス、服、下着、水道、火、ガス、すべてお金が絡んでいる。もうそれはびっくりするほどに!お金が絡まないものを探す方が難しい。
皆さん是非見つけたら教えてください。これはお金が絡んでいないというものを。
見れば見るほど日常ではお金にあふれている。
がしかし改めてみればそうなのだが、そんなにお金を使っているように思えない。
それに友達や上司や親、ご近所の人に聞いても、不景気になった、節約するようになった、スーパーで野菜が高い、肉を1週間食べていないなど様々なストップが存在しているように思える。
実はこれもっともっとお金を社会に対して使っていくことが大事なのだそうだ。
村上さんは「何も持っているお金全てを使えというんじゃなくて、血液が体じゅう(社会)に回らなければ身体はどうなる?回して増やして、増えれば回してを繰り返すこと」と本の中で言っていた。
酸欠どころではなく栄養がいかず様々な病気を引き起こす。
今まさに日本での日常生活で物価が高く、暮らしが安定しないのもこの血液のめぐりのせいもいちぶあるのじゃないか?
加えて日本人は大半のお金を貯金しどちらかというと使うより貯めるといったことのほうが多い。こういったある種、気質的なところも不景気には関係しているのかもしれない。
なるほど
①お金は単なる道具に過ぎない
②血液のようなものなので使わないことには社会がうまく回らない。
だいぶはしょったが「お金とはそもそもなんだ」という疑問を本を頼りに伝えてきた。明日はそんなお金とどう向き合うかということを書いていきたいと思います。
よければまた明日お会いしましょう。
かくして僕の貯金0円生活の改革はスタートを切ったのであった。